沖縄車両輸送のアイランデクスです。
沖縄の道路には、いくつか独特の注意事項があることをご存知でしょうか。
この記事では沖縄ならではの、道路上の注意事項をまとめました。
沖縄に車両を輸送した後、実際に運転する際に、ご参考にしていただけると幸いです。
バスレーンに要注意
朝と夕方に実施される通行規制です。
通行できる車両はバス、タクシー、二輪車のみになります。
一般車両は通行禁止となります。
※国道58号など、複数車線の道路で歩道側の第一車線のみで実施される【バス専用通行帯】と、国際通りなど、片側第一車線の道路で実施される【バス専用道路】の2パターンがあります。
沖縄の道路は滑りやすい
沖縄の道路のアスファルトには、本土の道路と違い、珊瑚礁の石灰岩が使われています。
石灰岩は軟らかい材質のため、路面が磨耗しており、水に濡れるとさらにスリップしやすくなります。
雨の日は特に滑りやすいので、急発進・急ブレーキ・急ハンドルは厳禁です。
道路の性質を理解した上で、普段よりゆっくりめに走行していただくのがいいかもしれません。
ローマ字ナンバーは米軍関係者やその家族
沖縄には「E」「Y」「A」などのアルファベットナンバーが存在します。このナンバーは米軍車両ナンバーです。
もしもアルファベットナンバーの車両と事故を起こしてしまうと、日本の保険会社とアメリカの保険会社がやり取りをすることになり、うまく交渉がまとまらない事態になることもあります。
また保険会社だけでなく、アメリカの警察も介入することになります。日本の法律が適用されない場合もあるため、じゅうぶんご注意をお願いします。
それから、「わ」「れ」のナンバーはレンタカーです。旅先でひさびさに運転をされるなど、運転に不慣れな方も多くいらっしゃいます。
車間距離には余裕を持って運転をされてください。
中央線変移に注意
中央線変移区間では、規程の時間になると中央線(センターライン)の位置が変更されます。
交通量の多い三車線以上の道路で用いられています。渋滞緩和のために、交通量が多い方向の車線を増やす施策です。
日本ではそれほど普及していませんが、車社会の沖縄では取り入れられています。きちんと理解していないと大事故の危険性があります。
中央標識や、道路で光るランプで表示されています。ご注意ください。
まとめ
この記事では、沖縄の独特の交通ルールをご紹介させていただきました。
本土と勝手が違う内容も多いかと思います。慣れるまでは、運転に疲れたら早めの休憩がおすすめです。
もしご不明な点やご不安な点がございましたら、沖縄にも事業所をおくアイランデクスにいつでもお問い合わせください。