沖縄への車輸送は、基本的にカーフェリーでの輸送となります。

カーフェリー会社の一覧

内地から沖縄方面に運行しているカーフェリーは、次の会社になります。

カーフェリー以外の船では、コンテナの中に車を詰めて運ぶようなことが必要ですが、
カーフェリーは乗用車を大量に運ぶために設計されていますので、車をそのまま船に積み込むことができます。
フェリーへの車の詰め込みは、当社のような業者が行いますので、お客様は港の受付で車両を預けていただければ対応は完了します。

なお、人が乗船できるカーフェリーであっても、
無人車輸送での割引価格のご予約となり、ドライバーが乗船することはできません。

現在、大阪や東京から沖縄まで人が乗れるフェリーがありませんので、
沖縄で車を使いたい方は、車はアイランデクスなどの代理店を通して予約をして、
ご自身は飛行機などで移動の上、沖縄で待ち構えていただく必要がございます。
カーフェリーに乗り込んで沖縄に行けた時代も懐かしいですが、時代の流れでやむをえません。

フェリー輸送の事例

続いて、内地の各港から沖縄へ　実際に対応させて頂きました、
フェリー輸送の事例をいくつかご紹介致します。
ご参考にされてみてください。
※表示価格は2022年11月現在の料金となります。

1. 東京・有明港から那覇新港までスズキ ワゴンR(軽自動車)の輸送

料金　51,000円(税別)
水曜日に有明港までお客様ご自身でお持ち込み後、
琉球海運のカーフェリー【しゅれいII】に乗船、
土曜日に無事、那覇新港にてお引き取りができました。

２. 大阪南港から那覇新港までホンダ フィット(普通車)の輸送

料金　 55,000円(税別)
土曜日に大阪南港までお客様ご自身でお持ち込み後、
マルエーフェリーのカーフェリー【琉球エクスプレス６】に乗船、
翌月曜日に無事、那覇新港にてお引き取りができました。

３. 福岡・博多港から那覇新港まで軽トラックの輸送

料金　48000円(税別)
月曜日に博多港までお客様ご自身でお持ち込み後、
琉球海運のカーフェリー【わかなつ】に乗船、
水曜日に那覇新港にお車は到着。
お客様ご自身は金曜日に那覇に到着予定だったため、
2日間那覇新港でお車を保管の後、無事お引き取りができました。
※到着後３営業日の港での取り置きが可能です。

いずれのケースもWEB割引適応時の料金となります。
お車のお持ち込み方法やお引き取り方法などは、
お申し込み時に詳しくご案内させて頂いております。

荷物の車内積載について

最後に、車両輸送において一番よくある質問の「荷物の車内への積載」についてまとめます。

まず初めに港のルール上は積載不可、空車での輸送が原則ルールとなっておりこの記事の内容も積載を認めるものはではないことを予めご理解ください。
また、港のルール上はすべて積み込み不可なことから、ご案内に相応しい積載ラインや判断基準というものを設定するのが難しい状況です。

そこで、少しでもお力になれればと思い、
アイランデクスで蓄積された過去の「輸送を断られたケース」や「トラブルになったケース」を公開いたします。
＊あくまで積載を認める内容ではございませんので、参考程度にご覧いただければと思います。
＊YOUTUBE・WEB記事等で積載可能かのような紹介ございますが、港のルール上積載は不可となっております。
＊万が一、持ち込み時に港係員より指摘を受けた場合は、必ずその指示に従ってください。

年間５０００台以上を沖縄方面へ車両輸送しておりますので、お客様の車輸送の際の参考にしていただければ幸いです。

以下の航路については『一切積載NG』の航路となります。少量の積載でも輸送拒否される場合がございますのできお気をつけください。

東京有明港発

苫小牧港⇆那覇新港

八戸港⇆那覇新港

こちらの港では積載は一切NGとなります。現地で荷下ろしの指示を受けた場合、必ず現場作業員の指示に従っていただくようお願い申し上げます。従って頂けない場合、乗船拒否される場合もございます。皆様のお車を安全にお運びするため、ご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。

１.満載すぎる積み込み

バックミラーが見えないほど積み込み、助手席にも荷物が積まれていて、運行上危険だと判断されたため、輸送を拒否されました。その際は、お客様に再度持ち込み港まで引き取りに行っていただきました。

助手席にまで積載していたり、外から積載が目視できる状態は港にて荷下ろしの指示を受ける場合がございます。
いずれにしても車内積載荷物は見逃されているだけであり、積載を認める内容では無いことを予めご留意ください。
※家電や電子機器の積載は一切対応不可となります。ご遠慮くださいませ。

2.爆発物の積み込み

車内に爆発物を積んでいた方のケースです。途中で輸送を拒否されました。
この時はキャンプ用のガスボンベが危険と判断されました。また、東京から宮古島に車両を輸送する経由地の沖縄で発覚したため、沖縄で輸送ストップしました。

３.重要書類の積み込み

車内に入学手続き書類を置かれていた方のケースです。天候の影響で船の到着が遅れたことで、
学校に提出する書類を用意できない状況になり、トラブルに発展しました。
重要な荷物は、車内に置かないようにお願いいたします。

４.ETCカードの抜き忘れ

車内にETCカードをつけっぱなしの方がトラブルになりました。
船会社の判断で、ETCカードが抜き取られ、着払いでお客様のご住所にETCカードを送付させていただきました。

過去に、上記のような「輸送を断られたケース」や「トラブルになったケース」がございました。
積載荷物につきまして詳しくは下記の記事を参考にしていただければ幸いです。

https://islandex.co.jp/syanaisekisai/

※都会（大阪、東京、福岡、名古屋）と各離島（沖縄宮古島、石垣島、西表島）に営業所やリモートスタッフをおいているアイランデクスだから、大きなトラブルに発展せず輸送できたケースもございます。

沖縄方面にフェリーにて車を送りたい方は、
ぜひ一度アイランデクスにご相談ください。