EV車両(電気自動車)を沖縄・宮古島・石垣島に送る時の注意点 | 沖縄車両輸送のアイランデクス

EV車両(電気自動車)を沖縄・宮古島・石垣島に送る時の注意点

沖縄車両輸送のアイランデクスです。今回の記事では、EV車両(電気自動車)ハイブリッド車を沖縄・宮古島・石垣島方面に海上輸送する時の注意点について解説いたします。

(2024.1.24現在、中古EV車両の輸送受付は停止しております。)

EV車両(電気自動車)とは

電気自動車とは、ガソリンを使用せず電力で駆動する車のことです。英名「Electric Vehicle」の頭文字をとって「EV」EV車両とも呼ばれます。電気を動力にモーターで走行するため、従来のガソリン車とは異なり、エンジンを搭載していません。電気自動車のバッテリーの充電には、充電スタンドや家庭用のコンセントを使用します。

ハイブリッド車とは

ハイブリッド車はエンジンと電気モーターの両方を搭載した車です。充電スタンドやコンセントから充電はできないため、駆動には従来の車と同様にガソリンを使用します。プラグインハイブリッド車は電気自動車とハイブリッド車を組み合わせた車で、充電とガソリン給油のどちらでも駆動することができます。

世界では電気自動車の導入が進んでいる

世界的に見ると、電気自動車の導入はどんどん増加傾向にあると言えます。その背景には温室効果ガス(CO2)の影響があります。

温室効果ガスによる気温の上昇は、地球規模で見て年々加速傾向です。世界の平均気温の上昇を1.5℃におさえる努力目標が、国連気候変動枠組条約(COP26)で定められました。

これを達成するには、2030年までに世界全体の二酸化炭素排出量を2010年比で45%もの削減をする必要があると言われています。そのため日本を含める各国はさまざまな対策に取り組んでいます。二酸化炭素を排出しない電気自動車の普及は、その第一歩と言えます。

参考資料

環境省|令和4年版 環境・循環型社会・生物多様性白書 状況第1部第1章第1節 世界の気象災害・我が国の気象災害と経済的影響

EV車両を輸送する時の注意点

続いてEV車両(電気自動車)を、東京や大阪といった都市部から、沖縄や宮古島、石垣島などの離島へ海上輸送する際の注意点について解説いたします。

1.バッテリーの充電は満タンにしておく

カーフェリーを運行する船会社から、電気自動車のバッテリーの充電は満タンもしくは満タンに近い状態であることが輸送条件として出されています。 現場の荷役担当の判断なので、目視で明らかに充電が減っていることがわかる状態だと輸送不可と判断される可能性がございます。フェリー内や港でお車を動かす必要があるためです。

お持ち込み時には、お持ち込みいただく港の最寄の充電設備で満タンに充電の上、お願いいたします。

2.航路によっては乗船できないケースもある

航路によっては、EV車両を載せられないカーフェリーもございます。2023年12月現在ですと、下記の航路はEV車両のご乗船ができません。(ハイブリッド車の場合はお問い合わせください。)

  • ●北海道⇆沖縄方面
  • ●広島⇆沖縄方面
  • ●四国⇆沖縄方面

東京、大阪、福岡、鹿児島といった都市から沖縄方面へのカーフェリーは、EV車両のご乗船が可能です。(2023年12月現在)

3.中古EV車は輸送できなくなる可能性がある

(2024.1.24現在、中古EV車両の輸送受付は停止しております。)

今後近い将来、輸送中の安全面を考慮して、上記以外の航路においても「中古EV車両」の輸送がかなり限定される見込みです。 古くなったバッテリーに衝撃が加わったことが原因で起きる、発熱・発火による火災が懸念されているためです。

そのため次のようなケースが起きることが車両輸送業界では予想されています。くれぐれもご注意ください。

内地から沖縄行きの際は「新車だったから輸送できた」EV車両。しかしその後ふたたび同じ車を沖縄から内地に送り戻そうとした時、こんどは「中古車扱いとなり輸送できない」と断られてしまいました。😥

新車のEV車については、まだ当面は通常通り輸送は可能なものと思われます。EV車全体ではなく、(海外メーカーを含め)メーカーによって載せれない車両が出てきたりと、精査される未来があるかもしれません。

今後の予想

冒頭で述べたように、世界的にはEV車両の普及がどんどん進んでいます。日本は他国に比べると少し遅れを取っていますが、今後は充電設備などのインフラが整っていけば、普及率がぐっと伸びていくものと予想されます。それに伴って各船会社も、EV車両の輸送の需要に応えられるように現状の問題を解決していくのでは、と予想しております。

主に、船便でのEV車両輸送時で現在懸念されているのは、バッテリーに衝撃が加わったためにおこると言われている発熱・火災です。

例えばEV車両のバッテリーが手軽に取り外せて交換できるシステムになれば、【乗船する港で船に乗せる前に取り外して、到着先の港でふたたび新しいバッテリーを取り付ける】といった作業が可能になり、バッテリーを載せずに車両のみを輸送できます。(車両は自走で動かせないので、パレットに載せての輸送になります。)

まとめ

今回の記事では、新車のEV車両(電気自動車)ハイブリッド車を沖縄・宮古島・石垣島方面に海上輸送する時の注意点についてまとめました。

少なくとも近い将来、EV車両の輸送についてはなんらかの輸送規制がかかる見込みが高いです。EV車両の輸送をご検討中のお客様はお気をつけください。アイランデクスでは当ブログやHP、SNSなどを通して、常に最新の情報をお届けできるように努めてまいります。

EV車両の輸送をご検討中の方は、まずはぜひ一度お気軽にお問い合わせください!

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