ペットと沖縄へ移動するためにはどうすればいいかという
お問合せを頂くことがあります。
大切な家族の一員ですし、
ペットの負担を考えると悩むところですね。
大きく分けて、飼い主さんと船旅で移動するか、
飛行機で移動するかの2つのパターンがあります。
そちらの詳細をもう少し詳しく説明していきます。
①船でペットと一緒に移動するケース
飛行機にペットを預けるには心配、という人は少なくありません。
全国にはペットと一緒に船に乗れる会社がいくつかあります。
鹿児島のマルエーフェリーは、ゲージもしくはバスケットを各自で準備すれば、
ペットとご一緒に沖縄へ渡ることができます。
船室への持込みはできず、ペットルーム(空調完備)へのお預けとなります。
鹿児島ー沖縄間ですと、ペットルームへのお預けは1,570円とお安めです。
ただし、鹿児島の港までの移動と、船での移動時間がかかり、
鹿児島から沖縄までの乗船時間は約25時間となりますので、
ペットの負担は大きいと言えるでしょう。
②飛行機の場合
飛行機でも、ペットは「手荷物」の扱いとして、貨物室に「預ける」ことになります。
原則として、客室で膝の上に載せて運んだりすることはできません。
貨物室では空調がきいているため、ご安心ください。
飛行機にペットを預ける場合、
プラスチックか金属のクレート(ケージ、キャリー、ハウスなど)に入れる必要があります。
ソフトキャリーなどの柔らかいバッグに入れた状態では預けられません。
ゲージは航空会社が無料でレンタルもしてくれます。
ペットの移動費は
ANAでは国内一律6000円、JALでは3000~6000円、スカイマークは一律5000円です。
LCCでは取り扱いがありませんのでご注意ください。
また、飼い主さんと別の飛行機で
貨物として輸送することも可能です。
こちらはクレートやゲージは各自で用意しなければなりませんが、
飼い主はLCCを利用するなど、費用を少し抑えることができます。
料金はサイズや重量によって変動しますので、
各航空会社へお問い合わせください。
まとめ
見知らぬ場所は人にとってもストレスですが、それはペットも同様です。
船便に比べ飛行機の方が移動時間が短いため、ペットへのストレスは比較的少なく済むのではないでしょうか。
ただし、時期やペットの種類によってはお預けできないこともありますので、実際に航空会社でご確認ください。